霊界デモンストレーション体験 4
上級生の最後の1人のデモンストレーションになりました。
私の緊張はどんどん高まっていました。
もしも夫が今日この場に来てくれていたら、姿を見せるのは一番能力がある人の時だろうと思っていたからです。
ちょっと腹黒いというか、確実に狙いを定めて勝ち取るタイプというか。
順番の一番最後に会長さんのデモンストレーションだったので『会長行っとけば間違い無いっしょ』と言うだろう、来るならこの次だ.....!!! とドキドキしていました。
さて上級生さん、しばらくの沈黙の後
霊をたくさん感じるということでまとを絞っていた雰囲気でした。
なかなか心当たりの人が見つからなくて上級生さんも困っていました。
『あなた心当たりない?』と私を会長さんが指名してきました。
(会長さんも同じ霊を視ていたのかちょくちょくフォローでコメントされてました。)
しかし夫以外だとしても心当たりがなかったため首を振っていました。
『私かも』と手を挙げた別の方に移ったりしましたが、別の霊を見てみた時も何回か私を指名されたので、かわいそうに思っていただけたのか...?最後に私に集中してみてと上級生に指示を出していました。
本人が会いたい人が来るわけではない、と言われていましたが、緊張しました。
夫の名前を心の中で呼び続けていました。
...女性を感じます。
...父方のおばあさんだと思います。おばあさんは他界していらっしゃいますか?
『他界しています。』
なぜ父方かどうかわかるんだろう。
...髪型はパーマで短く小柄ですか?
『はい』
だいたいおばあちゃんってみんな似てるパーマのショートカットになっていくような。
おばあちゃんになると小さくなるし...。
なんとも言えないな...。
...メッセージを聞いてみます
...麺類です、麺類はお好きなんですか?
『嫌いではないです...』
ピックアップされるほど好きってこともない。
...パスタかなにか、麺類を最近食べたんですかね?
おばあさんが見せてくださっています。
それを膝の上でノートかファイルの上に置いて食べましたか?
『え...覚えがないです』
絶対しない...と、思う...うーん。
...少し厳しいというか、きちっとしている方なのでしょう。それを注意というか、それはやめた方がいい、ということをおっしゃっています。
『...なるほど...』
覚えが...ないけど......と思いましたが
『そういえば今週カップ焼きそばを食べました』
『テーブルではなく、座っていて膝の上で(?)食べました。ノートの上ではないですが』
『それのことでしょうか』
その時は恥ずかしいので言いませんでしたが、ノートやファイルの上で食べてはいないけど、食べ終わった後にテレビを見ていて片付けるのを後回しにしてしまい、一旦置いていたんです。それが白木のキャビネットを汚さないようにと思ってファイルの上だったかもしれません。
微妙に当たっているような。
祖母の記憶はあまりないものの、しつけをちゃんとする人というイメージはあります。
だとしても、この場でそんな細かいことを言ってくるなんて....と思いましたが、生活の中で気にしていないようなことを言われたことにびっくりして、誰かがその時見ていないと言えないことだ!と、これで信じる気持ちになってしまうのかも、と思いました。
さらに
...他にもきてますよ。指導霊もみえます。修道女ですね。
なにか医療関係のお仕事なんですか?
倒れている人を抱えている姿が見えます。
『医療ではないですが、人の健康に関わる仕事をしています。』
...看護師か、なにか人を癒すお仕事が向いているようです。応援してくれています。その道で成功されると思います。
さらに会長さんも
...うーん、オランダに興味ある?
『オランダ...?(チーズは好きですけど...)』
会長さん
...オランダの修道女さん。けっこう大きな人。あなたヒーラー?違う?
『いえ』
というか...ヒーラーって何?
...ヒーラーになれるよ、うん。
...はい、じゃあ時間だね、こんなところで。
と、最後の方疑問が残りながら、終わってしまいました。
とこれで、終わりの祈りとかに移りました。
おばあちゃんのくだりは、え?見られてたのー?とほぼ信じてしまいました。
指導霊については確かめようがありません。
医療系ではないし、人を癒す前に癒されたい。
よくわからない。
夫にかすらず、残念に思いながら
デモンストレーションってこんな感じなんだな。とか思っているうちに終わってしまいました。
私の目的と会の目的が違ったのですが、
やはり本物!と思える証拠を揃えてもらい、その上で夫のセリフで夫の気持ちを聞きたいんです。
そうしてようやく
夫が存在していると実感できて、夫の言葉を受け入れられると思いました。
道のりは見えたような気がしますけど
納得いかないとどんどん続いて果てしないようにも感じました。
とはいえ、この会に参加した意味はあります。
何も情報を提示していないのに
私の生活の中の一片を描写した点、たまたまにしても詳細があちらから出てきたことには、そこにはやはり霊が関わっている、そして私を見ていたということを信じざるを得ませんでした。
収穫としてはそこです。
スピリチュアルを自分なりに調べて、本も読んでみて、死後も魂はあり続ける。
そう頭では思っていても、こうまで日常になにも起こらないと信じられないものです。
とりあえず、死後も魂は存在する。
あちら側の方はこちら側の情報を知っている。
あちら側の人の伝えたいことを感じることは可能。
ということがわかりました。
まだまだ夫に会う努力は続けていくことができる。
そう思えたのでした。
そしてなんだかんだでこの霊界デモンストレーションには翌週も参加することになりました。
次回書きます。